ABOUT 協議会について
― 神戸港で働かれた名もなき先人たちの功績を残したい、
そんな思いから生まれたのが波止場町まちづくり協議会 ―
波止場町まちづくり協議会への思い
株式会社木下商会 代表取締役
田森 豊 会長
日本の戦後復興に大きく寄与した神戸港。時が流れると共に、当時の面影を見つけることは難しく、もしかすると、忘れ去られたと云っても過言ではない。戦後、この波止場町通の前が岸壁で、孵たまりがあり、水上生活者の方が多く住んでいました。当時、神戸港は、ほとんどの外国船が沖ブイに停泊し、岸壁に係留されることはありませんでした。孵は、沖で停泊した外国船(貨物船)から荷揚げされた荷物(ほとんどが援助物資)を積み、タグボー トに引かれて接岸します。また、輸出される荷物(朝鮮戦争当時)も各突堤、工場から孵に積み込まれ、外国船に荷役され積み込まれました。このエリアからは、外国船(貨物船)で荷役する作業員を運ぶ通船も往来していました。
そこでは、早朝から屋台を囲み、沖で停泊する外国船(貨物船)で荷揚げ作業をする各船内荷役会社や沿岸(上屋)作業、関連(船内大工)作業の人たちが集まり、腹ごしらえしている風景がありました。また、港の安定所で職を見つけた日雇い労働者の人たちも多く、あたりはごった返し、活気に溢れていました。それはそれは多くの人たちに神戸 港は支えられていました。私は、そんな時代があったことを記憶に残しています。
そこでは、早朝から屋台を囲み、沖で停泊する外国船(貨物船)で荷揚げ作業をする各船内荷役会社や沿岸(上屋)作業、関連(船内大工)作業の人たちが集まり、腹ごしらえしている風景がありました。また、港の安定所で職を見つけた日雇い労働者の人たちも多く、あたりはごった返し、活気に溢れていました。それはそれは多くの人たちに神戸 港は支えられていました。私は、そんな時代があったことを記憶に残しています。
名 称 | 波止場町まちづくり協議会 |
---|---|
住 所 | 〒650-0042 兵庫県神戸市中央区波止場町6番7号 住井運輸株式会社内 |
発 足 日 | 2014年 |